2030年まで続く、ビジネスでも取り入れられて様々な取り組みがされている「SDGs」

はじめに

商工会議所のホームページや、日本公認会計士協会が編集している「会計・監査ジャーナル」などが主になりますが、私がよく目にすることがあるアルファベットのうちのひとつに「SDGs」があります。2021年になってから、郵便受けに投函される大阪市の広報誌でもみました。「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。誰もが目にしたことあるかとも思いますが、なんとなくわかっているという方が多いのではないかと思います。

昨今、「食品ロス」という文字をニュース上でも目にすることが多くなりましたが、コンビニ等の経営にも影響を与えています。この「食品ロス」もSDGsと関連付けられることができるようです。

また、SDGsをテーマに9人の公認会計士を特集した「会計・監査ジャーナル」の2020年9月別冊の付録を作成するほどです。出版社のサイトでも購入できると思い、確認したところ、別冊付録のことが記載なかったので、万が一興味があって購入されてもついてない可能性がありますが、それほどSDGsを合言葉にしているということは伝わるのではないかと思います。

さらに、SDGsはロゴの使用を使用ガイドライン上で一定の制限の中で認めているのですが、用途を次の3点としています。

  • 情報目的
  • 資金調達目的   
  • 商業用途

2020年12月、日本初のSDGs-IPOということで経済ニュースにもなりました。もしかしたら、開示している資料の中にロゴの使用があるかなと思ったのですが、見つけるには至りませんでした。

情報目的の場合は国連のロゴの使用許可が不要なのですが、それ以外の場合は必要なのです。当ブログは、情報目的という側面もありますが、商業用途という側面もありますので、ロゴを使用しないこととしています。

持続可能な開発のための17の目標

2015年9月の国連サミットで採択された、2030年までの国際目標であり、17の目標とそれを達成するために169のターゲットが設定されています。

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレを世界中に
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 海の豊かさを守ろう
  • 陸の豊かさも守ろう
  • 平和と公正をすべての人に
  • パートナーシップで目標を達成しよう

持続可能な開発は、「将来の世代のニーズに応える能力を損ねることなく、現在の世代のニーズを満たす開発」と定義されています。

多少偏見があるかもしれませんが、私が映画や漫画や授業なんかでみたような、「今の生活を向上させるために犠牲はつきもの。汚染水を河川にじゃんじゃん、排気ガスを大気へもくもく」は明らかにご法度です。持続可能というよりいつか破綻します。実際このような場合は公害が起きていました。今の日本では、こんなものをみることも難しいとも思えますけど、次世代が生活できる環境ではなく、世界で起きているニュースを見かけます。

さらに、この「持続可能な開発」は、「経済成長」、「社会的包摂」、「環境保護」という3つの要素の調和が求めています。調和というからには、次世代がみる映画や漫画や授業がわかりにくいものになるでしょうが、実際どうなるでしょうかね。

また、SDGsでは、「誰一人残さない」ということが重要視されています。「ご法度」と表現したもののSDGsには法的拘束力がないのですが、一人ひとりできることからやってみることが目標達成に近づくのではないのかなと思います。

公認会計士がSDGsで貢献できる目標は

冒頭でお伝えした別冊付録によると、会計士が貢献できる目標は3~4つで、すべての方に「パートナーシップで目標を達成しよう」が入っていました。「働きがいも経済成長も」「産業と技術革新の基盤をつくろう」が同点で多いというものでした。ぜひ筆者も考えたうえで、今後同じような体裁でブログを提供したいと思います。

おわりに

SDGsの取組みをネットで検索している中で見つけたJAXAの取組が個人的には面白いなと感じました。

リンクは控えますが、ご興味がある方はぜひいちどご覧いただければなと思います。

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