一人の公認会計士・税理士が大阪で会計事務所を起業するにあたって、ブランドとなる屋号をどのようにして決めたか?

はじめに

筆者は、会計事務所という事業を個人で開業しています。

「会計事務所って何ですか?」とは聞かれたことがないのですが、「公認会計士ってなんですか?」「税理士ってなんですか?」「公認会計士と税理士はどう違うんですか?」と聞かれることはたまにあります。

答えとしては、「会計監査をする人と税務をする人」と端的に答えたくなるのですが、「資金や補助金を出している人からみたら、書類が本当かどうか疑問に思いますよね。その書類をチェックする人。で、税務署と納税者の間に立つ人。」ということをウダウダと納得するまで説明させていただきます。

この点、詳細はまた別の記事にさせていただくとして、今回は、会計事務所っていう名称は一体なんだろう?ということを自問自答の上、記事にしたいと思います。

〇〇会計事務所としての事業

筆者は、公認会計士協会には「原卓朗公認会計士事務所」、近畿税理士会には「原卓朗税理士事務所」という名前で登録をしており、屋号は「原卓朗公認会計士事務所」を使用しています。

屋号とは事業の名称であると当記事では定義づけさせてください。

公認会計士協会には、平成26年8月に申請をしているのですが、その際、「公認会計士原卓朗事務所」にしようか、「原公認会計士事務所」にしようか等と、もはやどうでもよいと思われることを迷いました。何をどう調べたのかはもう忘れてしまったですが、若い人はフルネームをあまり使ってないのかなぁ、一文字は嫌だしなぁとか考えながら、今の登録名にしました。

近畿税理士会は平成29年11月に申請をしましたが、フルネーム税理士事務所としか認められないようなので、迷う余地はありません。

そして、屋号です。屋号は本当に迷いました。自分の名前を使ったものだけを挙げれば、「原会計事務所」、「原総合会計事務所」、「原公認会計士事務所・税理士事務所」、「原卓朗公認会計士・税理士事務所」、「原卓朗公認会計士事務所」です。国際会計事務所という言い方もあるのですが、ワールドワイドに向かうことはないので、却下。その他、土地名を入れたものやカタカナ文字を入れるものもあったりと、あえてひらがなにすることも考えました。その結果、「原卓朗公認会計士事務所」にしました。理由としては、検索しても僕しか存在しないからです。ただ、電話での第一声は、長いので「はらかいけいです。」とさせていただいています。

会計事務所とは?

会計事務所は、税理士事務所、税理士法人、公認会計事務所、監査法人等の総称なのかなと思います。税理士法、公認会計士法ともにそれぞれ第五三条、第四十八条にて、名称の使用制限という項目がありまして。お仕事の内容としては、監査法人は別ですが、公認会計士でも代表が税理士登録をしていれば、基本的に税理士業務がメインであるのが実態なのではと思います。

まとめ

屋号とそれ以外の名称を会計人は持っており、屋号というブランドが育つことを願っています。

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