毎年1万人強が受験している「ビジネスマネジャー検定試験」に合格しているのでブログにしてみた

ビジネスマネジャー検定試験とは?

年に2回実施され、70点以上(100点満点)で合格となる、東京商工会議所が主催している検定試験です。筆者は、2017年7月に実施された第5回目の試験にて81点(平均点66.1点)で合格しました。

2021年からインターネット経由での試験に変わり、自宅受験も可能となるようです。

マネジャーは、管理職、組織の中間層などという言い方もできますが、この検定でのマネジャーのミッションは、「チームとして成果を出すこと」として、そのために必要な知識を体系立てて学習できるようにしたものとなっています。

また、経営学という領域の検定と捉えることができますが、現場に近いミドルマネジャーに焦点を当てているという特徴があります。

ビジネスマネジャー検定試験の学習法と合格法

検定の内容は、ホームページと公式テキストの目次を見る限り、わかりやすいほどに、中心に「マネジャーの心構え」というものがあり、その周りに「人と組織のマネジメント」「業務のマネジメント」「リスクのマネジメント」という体系にて構成されていますので、公式テキスト1冊で試験内容を網羅しています。

今でも持っているバージョンの公式テキストは、目次・参考文献・索引を除いて、330ページほどです。英語や数学のように、学習の積み重ねが必要ではなく、単元バラバラに学習できるので、最初から最後という流れも当然よいのですが、とっつきやすい単元(章)から勉強してみるのも手だと思います。

私は、前述の公式テキストと公式問題集の2冊のみで試験に臨みましたが、試験とその学習慣れしている面も多少あるかと思いますので、独学が苦手という方は専門学校等の講座をぜひ活用してみてください。

検定試験合格の効果は?

ビジネスマネジャー検定試験の内容は試験固有のものというわけではなく、社内研修がある方や経営学や戦略のフレームワーク等の本を読んでいる方やでしたら、どこかでみたことあるものばかりです。東京商工会議所が、「これからのマネジャーとは?」というものを設定して、体系立てたというものだと筆者は感じています。

どこかでみたことあるということは、非常によくまとまっているという見方もできますし、「管理職のための基礎知識」と謳われるぐらいですから、骨格をうまく吸収できれば、現場での出来事を整理するための武器のひとつになりうるものだと思います。

筆者個人としては、「業務のマネジメント」や「リスクのマネジメント」には常に興味をもちつづけ、「人と組織のマネジメント」は実践あるのみのような感じでしたが、それでも研修なんかでみたことがあるなーと思った記憶がありますので、企業にとっては必要不可欠な素養だと感じています。

また、簿記検定、TOEIC、情報技術者試験などのようにスキルを証明する試験ではないので、就職活動や転職等の材料として扱われるかどうかという点では筆者難しいのではないかと思いますが、中小企業診断士への通過点としてはよいのではないかと思います。

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